プロジェクト概要
所在地 東京都日野市
街区面積
計画戸数 54戸
設計年度 1984年

特徴
造成設計から住宅設計まですべてを宮脇檀建築研究室が行った初期のプロジェクト。特に全体の道路をコミュニティ道路(ボンエルフ道路)として詳細に設計し、今までにない住宅地の環境を作り出した。ただし販売状況が難航して、最初に建てた第1期分譲住宅5軒のみで建売り分譲は中止となり、それ以降は実質的に住宅設計を行わない土地分譲になった。当時の建築雑誌には「挫折した理想の街作り」日経アークテクチャ1987.2.23というタイトルで、建築家が理想として設計しようと試みたプロジェクトが志半ばで諦めざるを得なかったことが報道された。しかし密度の高い造成設計は現在でもその価値を失わず、良好な景観の住宅値環境を保持している。開発地は北下がりの土地であったが、宅地による高低差の処理、擁壁やRCゲートのデザイン、道路に対する駐車場の配置など、同じ条件の周辺既存住宅地と比べると計画成果を比較することができる。

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