|プロジェクト概要| | |
所在地 | 東京都東大和市 |
街区面積 | 44713.10m2 |
計画戸数 | 186戸 |
設計年度 | 2011年 |
|特徴|
大手住宅建設会社から委託された東京都に対する住宅地計画のプロポーザル案の作成。敷地は東京都の都営住宅の跡地で、樹齢40年以上になる樹木が部分的に残り、その活用が条件になっていた。道路線形を考えるにあたって、それらの木を現状で残せる箇所は取り入れ、その他の樹木はコモンを受皿に移植保存した。造成計画は向う三軒両隣の単位となる5戸〜10戸程度の住居クラスターがコモンを囲むように配置し、それらが集散道路で結びつけられる「クラスターコモン」の設計手法をとった。このコモンによって透水性舗装や住宅回りの樹木配置が可能になり、住宅に対する環境負荷を低減できる。またコモンは快適な屋外環境により近隣のコミュニケーションの場を作るので、強い領域性と視認性も生まれ、防犯防災に強い近隣環境が育ちやすい。また造成工事と建築工事において多摩地域のセメント、木材を使用して様々な建材を制作使用することとした。