プロジェクト概要
所在地 茨城県鹿嶋市
街区面積 約30ha
計画戸数
設計年度 2006年〜2009年

【すまい・まちづくり設計競技】
(2006年)
特徴
平成16年度すまい・まちづくり設計競技の受賞をきっかけに、その後行った鹿島神宮周辺地区に対する一連の景観まちづくりプロジェクト。コンペでは、歴史的形成されてきた地割りや建物配置のメカニズムを解き起こし、現在の混乱した土地利用や建物形式を徐々に再整備していこうという提案。その際奥行きのある敷地の街区中央部分にコモンを作り出し、居住環境の改善や防災に役立つような都市空間づくりをめざした。また建物はガイドラインにより街並景観の形成ができるようにした。

【鹿島神宮周辺地区景観整備計画】
(2008年)
特徴
その後鹿嶋市都市計画課から業務委託を受けて、コンペ案の趣旨に基づいた地区環境の整備方針の策定を委託された。まず町内会や活動グループ別のアンケートやヒアリング調査を経て、多くの整備課題から重要なものに関して鹿島市による整備事業としての方針と整備内容を策定した。観光動線から考えたバス駐車場の整備や重要な道路や路地に対する設計提案となった。

【鹿島神宮周辺地区景観まちづくり】
(2009年)
特徴
その後私有地の土地利用や建築、外構の誘導のためのガイドラインを策定した。まず歴史的経緯から性格の異なる6地区に分け、それぞれ将来像と整備方針を策定した。そして住民が自ら行う建物の建替えや改築の際に街づくりが行えるようように景観ガイドラインを項目別(風景に関すこと、敷地に関すること、建物に関すこと、しつらえに関すること、外構に関することと、植栽に関すること)に定めた。これらの作業は住民に対するアンケートやワークショップを経て策定した。

【鹿島神宮周辺地区観光サイン計画】
(2009年)
特徴
鹿島神宮周辺地区景観街づくりを策定していく中で、地区の歴史的都市形成やそれにまつわる歴史的資源を多く発見した。そのような歴史的資源を活かしながら楽しく歩ける街づくりにつなげようと鹿嶋市商工観光課が観光サインを設置することが決定した。アーバンセクションが行った実施設計としては、サインに表示するコンテンツとサイン装置のデザインであった。コンテンツは特に歴史調査や街の郷土史家の方へのヒアリングを通して明らかになった名所やそのいわれ、各通りの名称と歴史的特徴の解説など、潜在的なまちの魅力を理解して、楽しく歩けるものを対象とした。装置のデザインは鹿島神宮もしくはこの地域にふさわしい材質、デザインとし、カラースキーム、ロゴタイプなどもオリジナルのものを作った。

back forth