出版

コモンで街をつくる―宮脇檀の住宅地設計

コモンで街をつくる宮脇檀建築研究室 (編集)

単行本:226ページ、出版社:丸善プラネット、発売日:1999/10、寸法: 23.4 x 18.8 x 2 cm

 

5つのハードと1つのソフト
宮脇 檀
街並みをつくる6つのエレメント

 当然のことながら、住宅地の環境は様々な要素で構成されている。大きくは歴史、風土から始まって、建物や植生、そして細かい部分では住民たちの質、道を歩く子供たちの笑い顔、その街の喫茶店が出すコーヒーの味に至るまで、全てが環境や景観を決定している要素である。その無数の要素の中で、私たちの手でコントロール可能なものを拾い出し、それを構造化させながら計画線上に乗せること、そのレベルから戸建て住宅地計画の模索が始まった。すべてが行政絡みのこの世界で、役所特有の縦割りシステムが生み出している混乱に秩序を与えるには、それが最も有効と考えたからである。
 大きく分けるとわれわれが操作可能な要素は6つにまとめることができる。
(1)造成計画レベル
(2)施設計画レベル
(3)外構計画レベル
(4)宅地内計画レベル
(5)建物計画レベル

以上の5つのハード、および
(6)管理計画レベル(建築協定等)
の1つのソフトである。

※本文より抜粋

家とまちなみ

住宅生産振興財団が年2回刊行する総合機関誌です(A4判)。

家づくり、まちづくりを主眼に、まちなみ計画に携わる専門家や実務家向けに掘り下げたテーマ特集や、歴史から最新動向まで幅広い視点に立った連載やエッセイ、さらにすまい・まちなみ事業の実績の詳細などが掲載されています。一般の建築専門誌にはフォローできない分野でもあり、研究発表や問題提起の場を提供する貴重な雑誌として関連業界からも注目されています。「家とまちなみ」